アンティークショップ店員 あなたの夢を切り開く、流通 販売 販促に関する仕事をご紹介。

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アンティークショップ店員


ときの王侯貴族のため、贅(ぜい)をつくして製作された工芸品や調度類。貴族社会の息づかいが感じられる西洋アンティークは日本でもたいへん人気があり、品目ごとに収集家が数多くいます。収集家とまではいかなくても、展覧会を美術館に見にいくなど、この分野に興味がある人は多いのではないでしょうか。

さて、アンティーク(骨董)とは、製作されてから100年以上の道具を指しており、そのなかで特に西洋のアンティークをあつかうお店がアンティークショップです。アンティークショップは個人経営の店舗が多く、まずはアルバイトとして働きはじめることになるでしょう。実際に働くにあたっては西洋アンティークに興味があることはもちろん、接客にさいして、通常の店舗店員以上に接客の正しいマナーを身につけていることが必要とされます。これは、アンティークショップの顧客層の社会的立場や年齢が比較的高いことと関連しています。

アンティークショップの重要な仕事に、買いつけがあります。現地に飛んで、ノミの市やオークションなどで商品となるアンティークを買いつける場合は、交渉などでその国の言語を話せ、また文化を知っていると有利になるでしょう。もちろん、瞬時に掘り出し物を見つける観察眼と、真贋(しんがん)を見きわめる知識が必要です。ショップで働いていて経験を積めば、この買いつけをまかされることもあります。

経験を積んで自分の「目」に自信が持てるようになったら、独立して自分のお店を持つこともできます。アンティークショップを独立開業するためには古物営業の資格が必要になりますが、これは講習を受けるだけで発行されるものです。そのほか、美術品や骨董品の真贋を見きわめ、その価値を判断する「美術鑑定士」という人たちがいますが、これにも資格など明確な規定はありません。とはいえ、何百年とつたえられてきた美術品や骨董品をあつかうアンティークショップ店員は、その品が製作された歴史的背景や文化的側面まで深く理解し、それを顧客に誠実につたえる態度が必要とされるでしょう。まさに一生涯にわたっての勉強が必要ですが、アンティーク好きな人にはたまらなく楽しい仕事であるといえます。