移動販売業 あなたの夢を切り開く、流通 販売 販促に関する仕事をご紹介。

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移動販売業


「いしや〜きいも!やきいも!」あの不思議な節をつけたアナウンスに、思わず食欲が刺激される人も多いことでしょう。やきいもや竿竹にとどまらず、移動販売にはラーメンやおでん、アイスクリームなどの食品や野菜・生花などはもちろん、最近は服や日常雑貨をあつかう場合もあります。移動販売業の特徴は、常設店舗を持たず自動車やリアカーを改造して設備を乗せ、必要に応じて店舗を移動することのできる営業形態だということ。また、移動については「屋台村」のように定められた場所で移動せずに営業をおこなう場合もあります。

通常の店舗と比較したときのメリットは、なんといっても初期の設備投資が少なくてすむ点。いっぽうで、営業場所の許可が得にくい、または許可された場所であっても、近隣住民とのトラブルが発生しやすいなどのデメリットも存在します。また、食品関連の移動販売をおこなう場合には衛生面等から厳しい基準がさだめられており、食品衛生法によって、各店舗に1名は食品衛生責任者を置くことがさだめられています。移動販売業者になるために、特別な資格は不要。ただし、食品衛生責任者になるには調理師・栄養士・製菓衛生師などの資格か、保健所でおこなわれる講習会の受講が必要になります。

移動販売業を開業するためには、まず車やリアカーを自分で用意して、それを売るものにあった形態に改造する必要があります。移動販売業は、車体自体が動く広告塔なので、商品のイメージにあった車体にすることが必要です。準備がととのって営業許可が下りたら、いよいよ開業となります。売る商品によって顧客層を想定して、場所や営業時間を選ぶことが成功への道筋です。移動できるからといってむやみに移動するのは禁物。固定客を得るためにも、ある時間帯にはこの場所に、といったようにある程度のナワバリを持つことが大事なようです。

移動販売業は通常の店舗よりもお客さんとの距離が近く、固定客がついたときはたいへんうれしいもの。しかし移動も販売も、場合よっては調理まで自分がこなさなくてはならないため、十分な体力とフットワークが必要とされる職業といえるでしょう。また、初期投資が絶対に必要なうえ、収入面での不安定さもつきまといますが、いったん成功すれば一気にのしあがれる夢のある仕事でもあります。